痔瘻に効く抗生物質
男性に多い痔ろう。肛門小窩(しょうか)というくぼんだところに便の細菌が入り感染・化膿し、
さらに膿を排出するための管ができる痔です。これは病巣が複雑なためどうしても手術が必要となります。
症状としては、痛み、発熱です。
通常、痔ろうは肛門周囲膿瘍ともいい、その腫れは、肛門の周りにプクプクとした触感の腫れか 痛い場所全体が硬いシコリのようになるそうです。
膿が溜まって、膿瘍が大きくなると、痛みも強くしかも酷くなってきます。
痛みのため寝ることもできない場合も。
この膿が溜まって起こる痛みは、
患部に軟膏や座薬などの外用薬を使用しても 治まらないとのこと。
病院(肛門科、外科)に受診して、
医師に切開排膿処置(膿を体外に出す処置)をしてもらうと
痛みは劇的に楽になります。
切開処置後は、 数日〜1週間ほど抗生物質を服用して、
痔ろうになっているかの診断を受けるという流れになります。
痔瘻の場合は、やはりすぐに医者にかかるべきですが、
痛みが強く、自宅でできる臨時対処方法は肛門科の専門医によると。
・局所を冷やす。
・一時的に痛みをとるのに市販薬の頭痛薬などの鎮痛剤を服用。
・抗生物質製剤の「ゲンタシン軟膏」があれば患部に塗る。 市販薬では「テラマイシン軟膏」や「ドルマイシン軟膏」など。
という処置があります。